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自分で“自由の定義”を決めていますか? 自由を失う8つの大きな要因〜前編〜

自分で“自由の定義”を決めていますか? 自由を失う8つの大きな要因〜前編〜

目的と手段の違いを理解していますか?
自由を失う8つの大きな要因〜1つ目、2つ目〜

こんにちは。
トランスフォームマネジメント代表の梯谷です。

あなたは、自分がどんな時に自由と感じますか?
そして、自分で自由の定義をちゃんと決めていますか?

コロナウイルスが蔓延し始めてから、だいぶ経ちますが・・・。
以前にも増して、自分で自由という定義を決めているのかどうか。
これがものすごく重要になってきています。

そもそも自由をどう定義していこうか。
今回のコラムでは、自由を再定義するという事をやっていきます。

まず、自由を失う大きな要因というのを確認していきます。
こういう状態で動いている時、こういう状態で考えている時・・・。

まず自由がなくなりますよという状態を解説していきます。
自由を失う大きな要因は8つあります。

まずは自由を失う大きな要因の1つ目。

ただの生存のためか、その先の目的のためか。
という違いです。

何かを生存のためにやろうとするとうまくいかなくなります。
とにかく死にたくない。
自由というのは、死なないように束縛されてない状態。

こう考えていると、そもそもうまくいかないですね。
ただの生存のためだと、自由というのは感じなくなります。

常に生きるのに精一杯で、自由なんてありゃしない。
正にこんな感じです。
これでは、息苦しさを感じてしまいますね。

それに対して重要なのは、何のために命を使うのか?
という目的のために生きている状態です。

次に、自由を失う大きな要因の2つ目。

手段としての価値を求めるのか、目的としての価値を求めるのか。
という違いがあります。

例えば手段っていうのは、何かを手に入れるための手段ですね。

代表的なのがお金です。
お金を求めちゃう人がいるわけですね。
お金を求めちゃうと自由さがなくなります。

なぜかというとそれは手段でしかないからです。
お金を得ることによって何が得たいんですか、それが目的です。

お金が欲しい、愛情が欲しい、健康が欲しい。
これらは、ただの手段です。

愛情を得る事によって何が得たいんですか。
これが目的です。

人は無意識に手段を求めたがるわけですね。
それがあると自由を失っていきます。
自由を間違えた状態になっていきます。

生きる目的があって、そのためにはこういう健康状態が必要。
これだけお金が必要、これだけ情報が必要。
これだけ愛情が必要、これだけ人脈が必要。

こんな風にして目的を達成するための道具として・・・。
手段はぶら下がっているわけです。

健康もそのひとつです。
健康を目的にしちゃうと病気になります。


以前からよく言っていますが、健康ブームが病気を作っています。

このサプリメントで健康になりましょう。
こういうオイルを摂って健康になりましょう。
あれが全部健康の原因です。

健康になるためにこのサプリメント飲もう。
健康になるためにこの食事療法やろう。

それが病気の原因です。

これらを鵜呑みにしちゃうと、何が起きるか。
自分は健康じゃないんだ。
こんな前提を創ってしまうわけです。

自分は健康じゃないんだ。
こんな前提があるから、健康になろうって話になってしまいます。

健康になるためにこれを摂ろう。
これをやってしまうと、自分は健康じゃないんだ。

こんな前提が始まってしまいます。
だから病気になってしまうんです。

健康になるのが、目的だとうまくいかないんです。
健康になることによって何が得たいんですか。
これが目的としてので価値です。

手段としての価値、お金、愛情、幸せ、それらを求めてもうまくいかないんです。
求める価値ってのは目的としての価値にしておく必要があります。
手段としての価値を求めても、葛藤が続くだけです。自由さを失います。

なぜ正しさにこだわるのが良くないのか?
自由を失う8つの大きな要因〜3つ目、4つ目〜

なぜ正しさにこだわるのが良くないのか? 自由を失う8つの大きな要因〜3つ目、4つ目〜

そして、自由を失う大きな要因の3つ目。

間違いや、正しさにこだわる、という事があります。
それ間違っている、これ正しい。

自分が正しくて自分以外のものは間違っているみたいな感じですね。
間違いや正しさにこだわると、自由さを失います。


正しさにこだわるのは、意識レベルをマイナスに閉じ込める罠です。

意識レベルがマイナスの人というのは、正しい正しくないというこだわりがあります。
例えば仏教の世界なんかではこういう修業をするんですね。

自分が正しいという事を主張しないトレーニングをするんです。
自分が正しいという事を主張しない。

でも、無意識に俺は正しくて相手が間違っていると言いたくなるわけです。
それをいかに思わないようにしていくか。
そんなトレーニングをするんですね。

特に日本人は、正しい正しくない、間違っている間違っていない。
こんな風にして、こだわる人が多いですから。

まだあります、自由を失う大きな要因の4つ目。

これも皆さん引っかかるモノです。
勝つか負けるかにこだわるという事です。

これも自由さを失います。

私の所には、一部上場企業の社長さんだとかいろんな芸能人の方・・・。
社会で活躍している人もたくさんセッションに来ます。
そう、皆さん病気をやってるるわけです。

で、原因として、多いのがこれなんです。
勝ち負けにこだわっちゃってるんですね。

あいつより売れたい、あいつより目立ちたい。
勝ち負けにこだわっちゃってるんですね。

経営者もそうです。
あのライバル企業に勝ちたい、負けたくないって頑張ってるんです。
病気にやられますね。

勝ってても、いつか負けるんじゃないか。
こんな感情がつきまとうんです。

負けてたら負けてたで、勝ってる人を妬む。
あいつは不正やってるからうまくいってんじゃないかとか。
いずれにしろ精神的におかしくなるんですね。

以前にですね、アメリカの大学である調査をしました。

全米中の60歳以上の人で、いわゆる資産家って呼ばれる人・・・。
セレブと言われる人、起業して成功した人。

つまりお金が潤沢にあるような人たちに対して、一斉にアンケート取ったんですね。

あなたは幸せですか?
というアンケートだったんです。

結果は、83%の人たちが幸せじゃないと回答したんです。

世間から見たら、あんたたち十分稼いでいい所に住んでいて・・・。
十分幸せでしょうと思われるような人なんですよ?

でも、本人たちは幸せじゃないと回答したんです。

で、さらに追跡調査したんですね。
何がそう思わせているのか。

一番あった原因がこれなんです。

勝ち負けにこだわってた。
勝ち負けにこだわってビジネスで成功しちゃったと。
あいつに負けたくない、あいつに勝ちたいという思いでやっていた。

結局、勝ってても、いつか負けるんじゃないか。
こんな思いがつきまといますし、負けたら負けたで勝っている者を妬む。
精神的におかしくなっちゃうんですね。

そして、もうひとつあった理由が、他者との比較で動いていたと。
要は、ライバル会社とかと比べて、自分は成功してる成功してない。

こんな風に、自分は何をやりたいの、どこまでできたら自分をOK。

こう言える自分の基準じゃなくて、他者との比較で・・・。
うまくいってるうまくいってない。
あそこより売上伸びてるからうまくいってる。

外部の基準でやってたんですね。
外部のものさしで測っていたっていう。

つまり、自分の価値観使ってないんです。
他者との価値観使ってるだけで。

そういう他者との比較で、他者の基準で・・・。
自分以外の基準、外的基準って言うんですけど。

それで動いていたっていうのがあるんですね。
幸せじゃないっていう原因は。

そしてもう一つの理由も単純でした。
やりたい事をやってこなかったっていうものです。

単純にこれが儲かると思ってやって、成功しちゃったって感じなんですね。

本当はやりたいことじゃなかった。
やりたいことをやってこなかった。

お金稼ぐことは成功したけど、いわゆる手段としての価値は得たけど・・・。
目的としての価値が満たされてなかった。

だから自分は幸せじゃないっていう。

自分が自分に罰与えるみたいな事やっちゃうんですね。
つまり、幸福感を与えないみたいな事やっちゃうんです。

勝ち負けにこだわると自由さを失います。
これも自由さを失う大きな原因です。

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