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パターン学習がうまくいかない根本原因? “人生の再評価のやり方”とは?

パターン学習がうまくいかない根本原因? “人生の再評価のやり方”とは?

「どうせ世の中苦労ばっかりでしょ」
こう考えてしまう根本原因とは?

こんにちは。
トランスフォームマネジメント代表の梯谷です。

ちょっと考えて欲しいのですが・・・。
カモメ、猿、パンダ、この3つの共通点は何だと思いますか。

分かりやすく言えば動物。
とか色々ありますよね。

じゃあ、次の3つの共通点は何でしょう。
北海道夕張市、朝焼け夕焼け、タイ・プーケット島。

何が共通してると思います、これ。

・・・地球?
なるほど、確かに地球に存在するものですね。
そうとも言えますよね。

・・・暖かい所?
そうとも言えますよね。

ここで伝えたかった正解は、全部「タ」があるという点です。

実は、この夕張市の「夕」も、朝焼け夕焼けの「夕」も、カタカナの「タ」なんです。
でも、夕張市、朝焼け夕焼け、タイ・プーケット島みたいになると・・・。

さっきの流れでなんか地球かな、とか、暖かい所かな。
とか、そういうふうに、人はパターン学習し始めちゃうんです。

今までの流れから、こういうもんだろう。
こんな風に、見始めちゃうんです。

例えば、子どもだったら、「タ」が共通してるとかハッキリ分かります。
子どもは、パターン学習しないんで。

じゃあ、次はどうでしょう。
夏、コンサート、太陽。

例えば、私だったら、ミュージシャンのチューブとかよく思い出すんですけど。
今までにお伝えした内容の共通点は、何だと言えますかと。

1番は動物、2番はタ、3番は例えばチューブ。

正解はありません。
ここで伝えたいのは、パターン学習を崩していくって感覚です。

こうとも言えるよね、こうとも言えるよね。

これって、こういうもんでしょ、っていう、パターン学習が、どんな人にもあります。
どうせ世の中苦労ばっかりでしょ、思い通りにならないでしょ、なんかですね。

ここで一つ例え話をします。
失読症っていう、病気をご存知ですか?

一般的に、文字の読み書きができない人たちですね。
ディスレクシアとかとも呼ばれています。

この人たちは、パターン学習できない人たちなんですね。

だから、一回何かやっても、すぐ忘れちゃうんです、失読症の人って。
何回試しても忘れちゃう。

だから、最初、記憶喪失みたいな感じで扱われちゃうんですね。

だから、常にこれどうすればいいんだっけ?
これどうすればいいんだっけ?
っていう感覚になっちゃうんですね。

でも、イェール大学の神経科学者のサリー・シェーウィッツ博士が・・・。
こんな事を言ってるんですね。

失読症の人、パターン学習できない人。
一般の起業家、失読症の人。

彼ら彼女らが、起業した場合、一般の人よりも失読症の人の方が・・・。
4倍成功率が高い。
こう発表してるんです。

パターン学習できない人の方が、成功率高いと言ってるんです。
なんでそんな事が起きるのかって、話なわけです。

パターン学習すると、どうせこれってこういうもんでしょ。
こう見ちゃうんです。

でも、パターン学習ができない人は、覚えてられないですから・・・。
毎回判断しなきゃいけないんです。

これ、どうすればいいんだっけ?
これどうすればいいんだっけ?
これどうすればいいんだっけ?

こんな連続なんです。

だから、常に今、常に今、判断する、常に今、判断する。
こんな連続なわけです。

だから、新しいアイディアがどんどん湧いてきちゃうんですね。
今考えてますから。

どうせ、これってうまくいかないでしょ、以上、とかじゃないんです。
だから、起業しても、成功率が高いんですね。

要はどっちの人間の方が正常なの、って話です。
どっちの人の方がいいの、って話です。

このディスレクシア、失読症の人たち、有名な方で言うとですね・・・。
スティーブ・ジョブズもそうです。
アップルコンピュータの創業者ですね。

後、ヴァージングループの総裁のリチャード・ブランソンさん。

スティーブン・スピルバーグ監督、後、アインシュタインもです。
トム・クルーズもそうですね。

彼のブログ読むと書かれてます、台本が覚えられないんだと。
台本を音声にして、ウォークマンで聞きながら・・・。
何回も何回も覚えるんだけど、忘れちゃうんだと。

俺は、人の6倍以上時間かかるんだよと、書いてますブログに。

なんのためにこれは起きているんだろう?
人生の再評価で、人生がこう変わっていきます

なんのためにこれは起きているんだろう? 人生の再評価で、人生がこう変わっていきます

話を本題に戻します。
人生っていうモノをですね、パターン学習してしまうと、うまくいきません。

世の中こういうもんでしょ。
こういう所から見ちゃうのが、うまくいかない原因です。

そこで、こんなトレーニングをやっていきます。

まず、現在から誕生時まで遡ってですね。
その年代別に避けたかった、辛かった事、我慢していた事。

病気や怪我、知識や能力が足りないと思っていた事。
我慢していた事、頑張っていた事。
誰を責めていたか、誰を悪者にしていたか。

それを、洗い出していきます。
つまり、一見ネガティブな感じなモノ、もしくは楽しかった事も含めてですね。

色んな出来事を洗い出していきます。
その上でですね、この記憶の状態をチェックしていきます。

ここからが、重要です。

その思い出している記憶っていうのは・・・。
どういう視覚情報、聴覚情報、体感覚の情報なのか?
分解していきます。

その映像、視覚、情報はどんな形の組み合わせでできていますか。

最も明るいのが10だとしたら、その映像の明るさはメモリで言うと何程度ですか。
まず動画ですか、静止画ですか。

その思い出している映像を味覚で表すとどういう味になりますか。
想像している映像を臭いとか香りに例えるとどんな香りがしそうですか。
それはどういう音の組み合わせだと言えますか。

その音を味覚で表現すると、香りや臭いで例えると・・・。
こんな風にして、言語化していきます。

つまり、その記憶に付いていたのは、まず映像としてはどんな内容なの。
音としてはどんな内容なの。

徹底的に、五感情報に例えていきます。
そして、分解していくと何が起きるのか、やってみてください。

すると、そこに付いている解釈が崩れ始めます。

これはなんかネガティブな事だ。
みたいな解釈があっても、解釈が一回崩れ始めます。

何の解釈を付けていいか、脳が追いつかなくなってくるんです。
そこで、改めて考えていきます。

その様々な情報の組み合わせに対して、視覚情報、味覚情報、聴覚情報・・・。
色んな組み合わせに対して、あなたはどういう解釈を付けてきましたかと。

例えば、ネガティブな嫌な事だと解釈付けていたと。
その解釈意味付けは、本当に、本当に、本当に、正しいと思ってますかと。

いや、ちょっと待てよ。
全然違うポジティブな側面見てねんじゃねんかな。
こんな事が出てきたりするわけですね。

そもそもこれらの出来事っていうのは、なんのために意味があったのかと。

どういう技能だったり、コミュニケーション能力を身につけさせようと・・・。
未来の本当の自分が作り出した体験だと言えるか。

つまり、一見ネガティブな解釈を付いていた体験でも・・・。
未来の本当の自分が、送りつけてきてるわけです。

あなたは今回こういう役割があるんだから、今のうちこの技術身につけといて。
こんな感じですね。

過去の出来事を、そういう風に振り返っていきます。
正に、人生の再評価です。

なんのために、これは起きていたんだろうか?
評価し直すんです。

そして、それを色んな出来事についてやっていくと・・・。
一つのストーリーとして、繋がり始めます。

何のためにこれは起きているんだろう、ちょっと待てよ。
みたいになってくるんですね。

「私の人生、思い通りにいかないから面白い!」
新たな解釈を付け直すと、人生がこう変わる!

「私の人生、思い通りにいかないから面白い!」 新たな解釈を付け直すと、人生がこう変わる!

過去の細かい出来事を避けるんじゃなくて、全部まとめて振り返って・・・。
なんのために必要だったんだろうと、振り返っていくわけです。

そうすると、だんだんだんだん見えてくるわけです。
ちょっと待てよと。

未来の本当の自分、こういう事を教えようとしてんのか?
だんだん気づいていくわけです。

すごい苦労だらけの人生だと思っていたけど、全然違うぞと。
全部必要な事しか、起きてなかったんじゃないか、となってくるんです。

どんな過酷な状況でも、そこから美しさ、目的を見出す事が可能なわけです。

そうすると、免疫力、生命力が上がります。
つまり、裏を返せば報酬系が動くようになってくるわけです。

自分の人生は素晴らしいって言うのか。
自分の人生はしょうもなかったって言うのか。

脳の動き方、変わるわけですね、そもそもが。
苦痛系が動くのか、報酬系が動くのか。

そして、それらのできごと、情報の組み合わせの中に・・・。
どういう愛しさ、喜び、美しさなどを見出すのか。

こんな事を考えていくわけです。

まず、起きた出来事を、1回分解してみる。
視覚情報、聴覚情報、味覚情報、細かく分解してみる。

そこに、新たな解釈を付け直していくわけですね。
ああでもないこうでもない、言いながら。

そして、こうとも言えるな、こうとも言えるよな。
色々評価を付けていきます。

そして、脳の報酬系が動くように誘導していきます。
そうすると、人生変わってくるわけです。

人生が、背景が、信じ込みが、変わってきますから。
私は弱い人って所から、私はタフな人ってなると、流れが変わってくるわけです。

私の人生、苦労だらけってやったら、苦労ばっかり集まってきます。

いや、私の人生、思い通りにいかないから面白いんじゃない。
こう考えたら、面白い事ばっかり起きてくるんです。

そんな事が起きてくるわけです。
これが、人生の再評価のものすごい所なわけですね。

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