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ストレスや心の傷は、本当に存在しますか?〜6つの知覚フィルターの解説と事例の紹介(1)〜

ストレスや心の傷は、本当に存在しますか? 6つの知覚フィルターの解説と事例の紹介(1)

同じ情報を聞いても、同じ出来事を経験しても、
なぜ出てくる結果は同じじゃないのか?

こんにちは。
トランスフォームマネジメント代表の梯谷です。

生きる目的に沿って自己実現していくには、どういう脳のプログラムが必要なのか?
今回は、そういうお話をしていきます。

病人になる脳の動かし方で、生きていると病人になります。
そして、健康でいる脳の動かし方を取り込んで生きていくと・・・。
病気が消えていくわけですね。

生きる目的に沿って自己実現していくにあたって、どういう脳の動かし方が必要か。
それをハッキリさせていきます。

具体的には、6つの知覚フィルターというのを徹底的にチェックしていきます。
人間の意識の構造は、まず一番表からいくと、顕在意識があります。

私という人は、どういう名前で、どういう住所で、どういう人だと思っていて、と。
認識しやすい意識ですね。

その奥に、潜在意識と言われるものがあります。

さらに、その奥に、普通の人が注目しない“メタ無意識”と呼ばれる部位があります。
潜在意識と顕在意識を入れている器みたいなものです。

私はメタ無意識と呼んでいるのですが、心理学では単純に無意識と呼んでいます。

その器が鍵です。
その器の構成をチェックしていきます。

どういう組み合わせでいると、生きる目的が達成できるんだろうか。
本当の自分でいられるんだろうか、それはチェックしていきます。

———————————–

・何のために生きるのか
・何のために命を使うのか
・何のために性別を選んだのか
・男性として女性としてどう生きるのか
・そして何のために自分の両親を選んだのか
・そして生きる目的みたいなものをどう表現していくのか
・そして男性としてどう生きるのか
・女性としてどう生きるのか
・どう表現してくのか
・過去の出来事、対人関係などは何のために必要だったのか
・生きる目的に沿って自己実現していくためにはどういう脳の動かし方が必要か

———————————–

例えば、これらをチェックしていくわけです。

それでは、具体的に脳の動かし方について解説をしていきます。
脳を動かす6つの知覚フィルターについての話になります。

病は気からの気は、情報だとお伝えしました。
その情報をどう認識しているのかというフィルターがあるわけです。


脳というのは、何かの色メガネみたいなものを通して、世の中を見ています。

目を通して、視覚情報として取り入れる。
耳を通して、聴覚情報として取り入れる。

これら、五感情報を通して情報をキャッチしていきます。
でも、それらをそのまま見聞きてるわけじゃないのです。

何かしらのフィルターにろ過されています。

例えば、同じ大学で同じ勉強をしても・・・。
ビジネスで成功する人もいれば、全然活躍できない人もいるわけです。

世の中で起きている同じニュースを聞いても・・・。
それでお金を稼ぐ人もいれば、全然お金を稼ぐ事ができない人もいるわけです。

なぜ、出てくる結果は、同じじゃないのか?
世の中をどう見ているのか、フィルターが違うんです。
それをちょっと解説していきます。

まず一番外の外部情報刺激からですね。
この6つの知覚フィルターっていうのをろ過して、頭の中に入ってくる役割があります。

一番外側から、フィジカル型かランゲージ型かというフィルターがあります。

あなたも無意識にこんな言葉を使っていませんか?
フィジカル型フィルターの特徴と事例の解説

あなたも無意識にこんな言葉を使っていませんか? フィジカル型フィルターの特徴と事例の解説

まずフィジカル型から。
フィジカルというのは物質という意味なんですが・・・。
形がないものを形があるように、認識してしまうフィルターです。

理解を深めるために、例え話をしていきます。

この記事を読んでいる方の中で、ストレスが存在すると思う方はいますか?
ストレスって、どこにあると思います?

胸の中?
例えば、胸を開けても、肺だとか心臓だとかがあるだけです。

ストレスなんてないわけです。

脳の中?
例えば、脳を開けても、頭蓋骨があるだけです。

ストレスなんてどこにもないわけです。

さて、改めて同じ質問をさせていただきます。
ストレスって、どこにあると思います?

よく皆さんストレスが溜まるとか言ってしまうと思います。

まさにこれもそうです、フィジカル型というものです。
形がないものを、あるように勘違いしてしまっているのです。

ある時、ガンの相談でこういう人が来ました。
「私、いっつもストレス溜めちゃうんですよー」
そして、左下のお腹を抑えていたのです。

「あれ、もしかして最初にできた癌って、今抑えている左下のお腹のあたりですか?」
と質問したら、そうです、大腸癌から始まったんです、と。

そこから、ガンが全身転移したとの事。
「私いっつも溜めちゃうんですよ」とお腹を抑えている。

要するに、こういう事です。
脳は、この辺りにストレスという、“悪いモノ”を作らなきゃいけないですね。

こう反応してしまったのです。
そして、作ってしまったのです、その部位にガンを。

こんなように、信じ込みに合わせて、脳は、身体は、反応していきます。
いきなりガンができるわけじゃありません。

後、感情の波が激しいとか、感情の起伏が激しいとか言う人がいますが・・・。
感情ってどこにあるんですか?という話です。

後、よく心が傷つくとか言う人もいますが・・・。
心の傷ってどこにあるんですか?という話です。

例えば、セッションでクライアントが、心が傷ついたと言うと・・・。
どこが傷ついたんですか?と質問をします。

相手は、頭とか、胸とかを指すわけです。
それで、私はこう答えます。

病院行ってみてくださいよ、どこも傷ついてないですから。
開けても脳とか心臓とか、どこも傷ついてないですから。
こう言うとみんなポカーンとなるわけです。

みんな同じです。
形がないものをあるかのように認識してしまうのです。

それに合わせて、結局、不要な信じ込みを創ってしまうわけです。
そして、それに合わせて、“悪いもの”作んなきゃ、と身体はなるわけです。


それで病気が始まります。

まとめます。
ストレスだとか、感情だとか、心だとか、これらはどこにあるのか?
“言葉の中”にしかないわけです。

ストレスがあると思うから、あるかのように勘違いするんです、脳は。
心の傷があると思うから、あるかのように勘違いするんです、脳は。

これが、フィジカル型というフィルターです。
形がないものをあるかのように認識してしまうフィルターです。

それに対して、ランゲージ型というフィルターがあります。
このランゲージ型のフィルターの人は、世の中には圧倒的に少ないんです。

今、世界中のエリートが必死にトレーニング中!?
ランゲージ型フィルターの特徴と事例の解説

今、世界中のエリートが必死にトレーニング中!? ランゲージ型フィルターの特徴と事例の解説

今、世界中のグローバル企業のエリートたちも・・・。
ランゲージ型のフィルターをトレーニングするために必死になっています。

このランゲージ型のフィルターがないと、これからのビジネスやっていけない。
賢い人は、それが分かっているからなんです。
だから、必死にトレーニングしてます。

このフィルター、一朝一夕に身につくパターンじゃありません。
だから、トレーニングが必要なんです。

もう結局、言葉でしかないんだから、何と言うか次第だよね。
こういうことがわかっている人たちがトレーニングをしています。

心の傷なんてどこにもない、ストレスなんてどこにもない。
言葉の中にしかないよね、と。

これがストレスだって言えばストレスだし、心の傷だって言えば心の傷だし。

例えば、ビジネスで何かアクシデントが起きたと。
そのアクシデントに失敗という言葉を付けたと。

アクシデントが起きて、失敗という言葉を付けると・・・。
失敗=嫌なこと、どうせやったってうまくいかない。
だから、じっとしてようとなってしまうわけです。

でも、結局言葉でしかないじゃないと。
こう考えてみると、どうでしょう?

何かアクシデントが起きた。

いや、これは成功までの一過程に過ぎない。
成功までの一つのプロセスに過ぎない。
そう言葉をくっつけたと。

成功までの一過程に過ぎない。
こう言ったら反応が変わるわけです。

あ、このままやってれば成功するんですね。
じゃあ動こうとなってくるわけです。


どういう言葉を使うかで、体の反応が変わってくるわけです。

失敗だって、言葉を付けると、悪いものが起きた。
こう解釈が生まれて、身体は萎縮して、脳の苦痛系が動いちゃうわけです。

でも、成功までの一過程に過ぎない。
こう言葉を付けると、いずれ成功が待ってるんですね。
脳の報酬系が今度は動いていきます。

どういう言葉を使うか次第なわけです。
これが、フィジカル型かランゲージ型かっていうフィルターになります。

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