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【愛されていない感覚】が超重要な理由とは? 〜肺がんステージ3のある女性の事例〜

【愛されていない感覚】が超重要な理由とは? 〜肺がんステージ3のある女性の事例〜

なんのために“愛されていない感覚”があるのか?
父親から受けていた虐待の“本当の意味”とは?

こんにちは。
トランスフォームマネジメント代表の梯谷です。

あなたは、愛されていない感覚が重要だと言われて、素直に納得できるでしょうか。
「愛されている感覚」ではなく、「愛されていない感覚」です。

どういう事か?
事例や例え話を利用しながら、解説をしていきます。


以前、肺がんでステージ3の方がカウンセリングに来ました。

色々話をしている中で、肺がんがあってという話になって。
カウンセリングで、親との関係は必ず聞きますから。

親との関係はどうでした?と質問したんですね。
そしたら、子どもの頃の記憶がないんですと。

興味深いですね、どういうことですかと聞いたら、虐待受けていたらしいんですね。
記憶がないというより、思い出したくないという感じだったんです。

父親から虐待を受けていて、母親も見て見ぬふりする。
こういう感じだったらしいんです。
なるほどと。

つまり、親から愛されていた感じが一切ない。
こんな感じだったと。

さらに、私も周辺情報を聞いていきました。

今仕事は何してるんですか、ある病院の看護師さんでした。
そして、もう一つ興味を惹かれたのが、なぜか孤児院に惹かれるんですと、

そこで、ちょっとピンときたんです。
ちょっと待ってください。

私一言言いました。
潜在意識見事ですねと。

全部お膳立てしてるんじゃないですか、もしかしてと。
そこで、大切な質問をしました。

なぜ父親に虐待させていたんですか、と。

そしたら、本人は当然、いやいや虐待なんてされたくてされてんじゃないですよ。
ブチ切れるわけです。

でも、私は続けます。
なぜあなたは父親に虐待させていたんですか、と。
自分原因型で聞きました。

あなたは父親から虐待を受けていたんじゃなくて、あなたがさせていたんですと。
なんでさせていたんですかと聞きました。

私にはもう理由が分かりましたと。

中途半端に愛されていたら、人生はダメに?
私は愛されたい人、別の表現をすると・・・

中途半端に愛されていたら、人生はダメに? 私は愛されたい人、別の表現をすると・・・

愛されてない感覚が必要だったから。
愛されてない感覚を芽生えさせるために虐待させていたんです、わざわざ。

なぜかって?
あなたの人生に愛されてない感覚が必要だったからです。
そう言ったんです。

そしたら本人ポカーンなわけです。
いや意味わかんないですと。

そして、私は整理し始めました。

例えば、中途半端に愛されていたら、あなたの人生ダメになったと思います。
こういう構造なんです。

愛されてしまうと、愛されるのが当たり前の事になっちゃって・・・。
愛される事に依存しちゃうわけですね。

例えば、大人になって結婚するんでも、この人私のこと愛してくれるかな。
愛してくれる人ばっかり求めてしまうんです。

そして、人って看板背負ってるようなものなんです。
私ってこういう人っていう。

自分の看板を背中に背負ってますから。
振り返っても看板後ろにいっちゃうんで見えないんです、自分の看板。


でも周りの人はその看板見えるんです。

私は愛されたい人、別な表現をすると、私は愛が足りない人。
こう言ってるわけです。

私は愛されたい人、私は愛が足りない人。
裏を返せばそういう意味にもなるわけですね。

だから、周りの人は、この人は愛情不足の人だ。
騙しやすそうだなとなっちゃうわけです。

で、確認したら、結婚詐欺に3回遭ってるんです。
もう見事ですねと。

だから、そういうことが起きてるんですよと。

そして、中途半端に愛されてしまうと、愛されることに依存してしまって・・・。
そういうことが起きるんですよと。

私は、愛が欲しい、愛が欲しいと言って、そういうふうに騙されちゃうんですよと。

もう一度聞きますね、なんであなたは父親に虐待させていたんですか。
そしたら、本人が薄々気づき始めたんですね。

ちょっと待ってくださいと。
ちょっと整理できないみたいなんで私が整理し始めました。

下という概念があるから、上という概念が存在できます。
右という概念があるから、左という概念も初めて存在できます。
善悪の悪という概念があるから、善という概念も存在できます。

だから、例えば、人に迷惑掛けちゃだめだよ、悪いことしちゃだめだよ。
人に良い事しようねみたいな、教育もできるわけです。
概念が存在できるんで。

そのためには悪という概念は絶対必須なわけです。

毎日楽しいと、楽しいという事も分からなくなります。
当たり前すぎて。

つまんない事があるから、めっちゃ楽しいわという楽しいという概念も存在できる。
そして、体験できるんです。

不安だったり、怖れだったりがあるから、初めて、愛は重要だな。
こう感じることもできるし、愛したい愛されたいと思うこともできる。

辛い苦しい事があるから、今幸せだわと言う事も対比として存在できます。
相対するものがあるから、概念が存在できる、

そして、体験できるというわけです。
それと一緒なわけです。

それで改めて、こう言いました。
あなたには愛されてない感覚が必須だったんです。

なぜか。

与える人か奪う人か?
あなたはどちらの人でいたいでしょうか

与える人か奪う人か? あなたはどちらの人でいたいでしょうか

人間のタイプというのは大きく2つに大別できます。
与える人か奪う人かという違いです。

与える人なのか、奪う人なのか。
別の表現をすると、愛を与える人なのか、愛を与えてもらう人なのか。
こういう違いです。


あなたは今回の人生、愛を与える側であって、愛を与えてもらう側じゃありません。

もし、中途半端に愛を与えてもらっていたら、自分が愛を与える側。
この事実を忘れちゃいますよねと。

だって、愛されるのが当たり前になったら、自分が愛する側だって忘れちゃいます。
だから、そのためには、愛されちゃ困るわけですよと。

自分が愛を与える側だって忘れちゃいますから。

いやいやお父さん、勝手に愛さないでよと。
私は愛を与える側なんだから勝手に愛さないでよと。
私だったら拒否しますよと、伝えたんです。

お父さんも子どもに虐待するなんて、病んでいたわけです。

そういう病んでいる男性を救う役割が、今回の人生にはあるんじゃないですか。
そう言ったわけです。

さらに聞いていくと、その方は看護師さんを30年やってて・・・。
病んでる男性ばっかり来る病院で働いているそうなんです。

でも、医者はただ薬出しておしまいなわけです。
そこに罪悪感があったらしいんですね。

薬なんかじゃ治らないのにっていう。

そして、彼女気づいたんです。
私は今回愛を与える側であって、愛を与えてもらう側じゃなく。
そういう病んでる男性を癒やす側、愛を与える側として、病んでる男性を癒やす。

だから、お父さんに虐待させる必要があったし、そういう病院に30年もいる。
そして、うわーって泣き崩れました。

気づきましたと。
本当の私に気づきましたと。

中途半端に愛されていたら、たしかに愛する側だと忘れてましたと。
今思い出しました。これから私は愛を与える側として生きていきます。
こう宣言したんですね。

その後、彼女は何をしたのか?

実際病院の中でも、カウンセリングをやり始めたり・・・。
孤児院に行くんでも、私は愛を与える側として行く。
ちゃんとはっきり認識して行くようになったんです。

1ヶ月半後、肺がん消えました。
何にもやってないです。

抗癌剤はもともと拒否してた人でしたから。
このままだったら死ぬよ。
こんな風に医者に脅されてたんですね。
でも、肺がん消えちゃいました。

本当の自分として生き始めたわけです、彼女。
こんな風に、愛を与えられてない感覚は超重要なんです。
私が愛を与える側だと、気づくためには。

彼女の場合、自分は愛を与えてもらう側。
こんな風に、前提を勘違いしていたわけです。

でも、過去の色んな出来事を繋ぎ合わせていくと、ちょっと待ってくださいと。

自分が愛を与える側だと気づくために、自分は愛されてる感覚がない。
こんな感覚を得るためにそのプロセスとして、虐待させてたわけです。

こうやって、自分の身の回りの人生を見ていくと謎が解けていきます。
このために病気があったのかと。

肺がんになってなかったら、自分の本当の姿に気づかなかったわけです、彼女も。
たまたま肺がんになって、たまたま私の所に相談来て。

私は、相談者の潜在意識の通訳するみたいな感じです。
ちゃんと話聞いて、整理してあげてるだけなんです、私のやってる事は。

それで本当の自分を取り戻して、象徴的な行動取り始めたわけです。
信じ込みが変わり始めたわけです。

なんのこっちゃない、身体変わっちゃうわけです。
これ、ものすごい重要な事です。

こういう考え方ができると、認められてない感、なんで必要なの?
自分が恥ずかしい感覚、なんで必要なの?
罪悪感ってなんで必要なの?

見方が変わってきます。
よくネガティブは活用するもんだと言いますが・・・。
ネガティブは悪いモノと解釈ついてると病気になります。

いやいやいや、ネガティブもポジティブもないですと、
そうやってちゃんと言葉を定義していくんです。

すると、身体の反応が変わってきます。
脳の苦痛系が動かずに報酬系が動き、これっていいことじゃない。
変わってくるんです。

私は愛を与える側だって気づくために虐待必要だったね。
お父さんありがとう。

極端な例えですが、こうなってくるんですね。
急に感謝の対象になっちゃうわけです。
そして、お父さん許せるわけです。

確かに当時辛かったよと。
あざにもなったしと。

でも、あなたのおかげだわってなります。
あなたのおかげで、本当の自分として生きていけるわと。

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