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孤独や絶望は悪いモノ? 病気の原因を“全く別の角度”から探る

孤独や絶望は悪いモノ? 病気の原因を“全く別の角度”から探る

なぜ病気がそもそも増えているのか?
経済のメガサイクルから考えてみる

こんにちは。
トランスフォームマネジメント代表の梯谷です。

そもそもですが、なぜ生きる目的が重要なのか。
今回のコラムでは、すごく重要なテーマを扱っていきます。

かの有名な、スティーブ・ジョブズも言ってますね。
言葉ちょっと引用します。

あなたの人生は限られている。
だから、他人の人生を生きたりして、無駄に過ごしてはいけない。

人から望まれる姿の自分と、自分が望む姿の自分。
どちらの自分で生きたいですか。

重要な問いかけですね。

そして、なぜ病気がそもそも増えてるのか。
ものすごい重大な原因をお話します。

経済のメガサイクルと呼ばれてるものがあります。
経済政策学という、学問の中で教えられてるものですね。

古代の哲学書とかにも書かれてますね。
そこでも、世の中は、こういうふうに動いていくと説かれています。

まず農業主義。

昔、農業中心の時代があったわけです。
そして、産業革命が起きて、資本主義が生まれました。

これが長かったわけですね。

そして、資本主義から今度抜け出して、今度知識主義が来ると。
これ、今の時代ですね。

そして、さらにその後、感性主義が来ると言われてます。

農業主義の時は、評価対象がどれくらい土地を持っているか、だったわけです。
だから、地主さんだとか、位が高かったわけですね。

そして、今度資本主義の時代になったら、どれくらいお金を持っているか。
どれくらい地位名声があるか。

これら物質的な事が評価対象になっていったわけです。

そして、今度知識主義になると、どれくらい情報を持っているか。
どれくらい情報が扱えるか。

これら情報が評価対象になっていったわけです。
正に、今の時代ですね。

だから人工知能だとか、ネットが普及するわけですね。

その後、感性主義という時代が、来ると言われています。
ここが興味深い所です。

感性主義の時代、何が評価対象になるのか。

分かりやすく、資本主義との対比をすると、今まではどれくらいお金を持ってるか。
こんな評価対象になったのに対し、感性主義の時代は・・・。

どういう意思を持った人なのかで、評価される時代です。

どういう意思を持った人なのか。
どういう生きる目的を持った人なのか。

これらが判断される時代なんです。

そして、今までの資本主義の時代だったら、必要なスキルとして、お金を稼ぐ能力。
求められていましたよね。

知識主義だったら、情報を分析する能力、情報を集める能力。
求められていました。

それが、感性主義で言ったら、色んな事を感性豊かに見ていく能力。
これが求められるわけです。

正に、私の考え方で言う、ランゲージ型でいる必要があるわけです。

以前もどこかでお話をしましたが、世界のビジネスエリートがどこに集められているか。今は、美術大学の経営大学院に集められてるわけです。

ランゲージ型のトレーニング積むために、そういう事が起きてるんですね。

そういうふうに、グローバル企業の経営幹部達が、今美術大学に集められています。感性を磨くためのトレーニングしてるんですね。

感性主義の時代は、だいたい2030年くらいに来ると言われています、

でも、私の印象で言うと、東日本大震災くらいから日本は始まったなって感じです。
そして、あのドナルド・トランプさんの勝利も感性主義の表れだなと、判断してます。

今まで声を出してなかった人たちが、声を出し始める時代なんです。
ここに、病気の原因があります。

資本主義の時代は、前提として、大量生産、大量消費みたいな感じでした。
世の中の歯車が求められてたわけです。

大量生産するために、効率の良さみたいなモノが求められていましたから。
世の中の歯車になる人しか、求められてなかったわけです。

世の中の歯車に合わない人、ルールに従わない人は排除されてきたわけです。

そして、結局排除されると給料ももらえないですから、生活できなくなりますから。
世の中の歯車にならざるを得なかったわけです。

そして、世の中の歯車になるは、自分の価値観を放棄する必要があるわけです。
だって、自分の価値観を持ってるとはじかれますから。
勝手にルール乱すんじゃないみたいになりますから。

資本主義で生きていくためには、自分の価値観放棄せざるを得なかったわけですね。

これが、多くの人の病気の原因だったんです。

資本主義が、病気の根本原因?
“本当の自分”をなかった事にしていませんか?

資本主義が、病気の根本原因? “本当の自分”をなかった事にしていませんか?

資本主義っていう前提があって、結局世の中のルールが優先だ。

だから、自分のルールを持ち出すと反発される、はじかれる、
だから、自分の価値観を無視する、なきものにする。

そして、それを感じると苦痛だから、本当の自分なきものにしちゃうわけですね。
だって、そうじゃないと生活できなくなるから。

自分の価値観を放棄する事を、生存のためにやっていたわけです。
そして、病気の人が増えてきたわけです。

でも、これからは感性主義の時代になってくるわけです。
ちょっと待てよ、歯車なんてまっぴらごめんだ。
こんな人が、たくさん出てくるわけです。

みなさん俺はやりたいことやるよと言い出すわけです。

それが分かりやすく表現されたのが、ドナルド・トランプさんの勝利でした。
つまり、クリントンが勝ったって、アメリカ変わんないよ。
たぶん、多くの人が、見越したと思うんですね。

どうせ、金持ち向けの政治しかしないんでしょ、クリントンさんよと。
それに対して、トランプさん、あんた一か八かだけど。
うまくいくのか悪くいくのかわかんないけど。

とりあえず、アメリカの流れをひっくり返してくれよっていうのがあったと思うんです。
だから、彼っていうのは、低所得者層の人たちの声吸い上げたわけですね。

つまり、今まで声を上げたなかった人たち・・・。
歯車の人たちが、これからはうわっと声出し始める時代なんです。
俺たちは、やりたいことやるんだよと。

だから、日本でも、ビジネスの世界で東日本大震災以降・・・。
みんな経営者がよく言うのが、ゲームのルールが変わったよねと。

大量生産、大量販売が通用しなくなっちゃったんです。
欲求が細かすぎて、大量生産じゃ商品が余るようになってきちゃったんですね。

もう感性主義は始まってるんです。

こういう資本主義の前提っていうのが、病気の原因だったんです。

資本主義に当てはめるために求められていた、自分の価値観。
これを持ち出しちゃいけないという、前提があったんですね。

でも、これが、生命力、免疫力を低下させるという現象だったわけです。
ただ、これからは感性主義の時代がやってくるわけです。

ちゃんと本当の自分を取り戻して、自分の価値観を取り戻して。
こんな風に、生きていく時代が普通に来ます。
本当の自分を取り戻して欲しいんです。

そのためのサインとして、病気が出てきます。

かの有名な、ピーター・ドラッカーっていう有名な先生がいますね。
マネジメントという、有名な本を出した、経営の父と呼ばれている人です。

彼がマネジメント出す発表する前に、もうひとりのキェルケゴールという・・・。
論文を発表してるんですね。

セーレン・キェルケゴールという、哲学者です。
インドの哲学者です。

で、この論文には、ドラッカーがちょっとスピリチュアルな事を書いてるんです。
要約すると、こんな事を書いてるんですね。

人間には、2人の自分がいると。

1つは、社会的自我だと。
世の中に求められる姿で、生きようとする自分の事です。

世の中のルールに従って生きようとする、自分だと。
世の中のルールに従えば、賞与をもらえる。
世の中のルールに反すれば、罰せられる。

だから、結局世の中のルールに従おうとして生き始めてしまう。
これが社会的自我だと。

社会的自我で生きる時、人は死を恐れると書いてるんですね。

それに対して、もう1人の自分がいると。
これが霊的自我だと。

霊的自我というのは、神の視点から見た自分だと言っているわけです。
この霊的自我でいる時、人は死を恐れなくなる。

こう言い始めてるんですね。

そして、孤独だとか絶望感。
なぜこれらのネガティブな環境や感情が必要なのか。

さっき、キェルケゴールの話をしましたが、彼もこんな事を言っています。
極度の孤独感、絶望感に苛まれて、初めて人は単独者だという事に気づくと。

孤独というのは、無視され、いないことにされ、という状態なわけです。
そして、自分は一人だと気づくわけです。

で、普通は寂しいから、世の中の価値観やルールに合わせようとしちゃうわけです。

でも、人は単独者だと気づいた時、初めて神と対峙すると。
そして、初めて神との交流が始まる。
というような事を、キェルケゴールは言い残してるんですね。

なんのために孤独や絶望が必要なのか?
あなたは知っていますか?

なんのために孤独や絶望が必要なのか? あなたは知っていますか?

この神というのが、私に言わせると“本当の自分”というモノです。

単純にこういう事なんです。
孤独感を感じて、つまり無視され、いないことにされ、一人ぼっちになった。

何が起きたか。
世の中の価値観に従う必要なくなったわけです、
うわー、やっと抜けた。

世の中の価値観から、世の中の常識から、やっと抜けた。
やっと自由だっていう、状態なわけですね。

その神との交流が始まるって、こういう感じなんです。
いないことにされた、世の中の価値観から抜け出した。
初めてこういう感じになるんです。

で、そこから、自分は、何のために生きたいんだろう。
こう始まるんです、探求が。

自分は、何のために生きたいんだろう。
何のために命を使いたいんだろう。

そのためには、世の中の価値観はいらないんです。
そのためには、孤独という状態が必要なんです。

本当の自分との交流を始めるために。

世の中の価値観があると邪魔しちゃうわけです。
だって、不安だから、寂しいから、悲しいから、ってやっちゃうわけですね。

孤独感がないと、生きる目的って見つけにくいんです。

そして、孤独でいると、一人でいる事もできる。
誰かに声掛けて誰かと一緒にいる事ともできる。

自由な状態なわけです。

孤独っていうのは、一緒にいなきゃいけないんじゃないんです。
1人でいたければいる。
誰かと一緒にいたければ声掛けて一緒にいる。

1番自由な状態なわけです。

そして、孤独になって初めて、人っていうのは神との交流が始まる。
本当の自分との交流が始まるんです。

自分は何のために生きたいんだろう?
こう問いかけが始まるわけです。

そのためには孤独っていうのは必要なんです。
悪いものじゃないんです。

そして、病気の方は、孤独が悪いものだと勘違いしてる人が圧倒的に多いです。

だから、私病気になってるんですよって言います。
孤独が悪いものだと思ってるから、病気になるんですよって。

孤独を避けようとしちゃってるわけです。
そして、背景には資本主義という前提があったわけです。

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「自分の生きる目的は何だろう?」
「これからの時代を、より楽しく、より豊かに生きるためにはどうすれば?」

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