“こんな信じ込み”が病気を創り出している? 〜6つの知覚フィルターの解説と事例の紹介(3)〜
どんな目的があって病気をやっているんだろう?
あなたは考えた事がありますか?
こんにちは。
トランスフォームマネジメント代表の梯谷です。
今回は、引き続き6つの知覚フィルターの解説と事例の紹介を行っていきます。
前回のコラムでは、17種類の意識レベルというのを、解説しましたが・・・。
今回のコラムでは、さらに6つの知覚フィルターについて、内容を深堀していきます。
6つの知覚フィルターの2つ目に、17種類の意識レベルというモノがある。
既に解説をしましたね。
どの意識レベルにいるかによって、世の中の見え方が大きく変わります。
低い意識レベルにいると、世の中の見え方を間違えてしまいます。
そして、3つ目の知覚フィルターが、自分原因型か他者原因型か、ということです。
他者原因型の例を挙げると・・・。
自分以外の誰かが悪いんだという前提で、世の中を見てしまうという事です。
病気が悪いんだと言っているのも、他者原因型です。
病気という悪いものがあって、病原菌にやられたと言っているわけです。
自分は悪くないんだ、自分は病気をやりたくてやっているわけじゃないんだ。
誰かのせいになすりつけているわけです。
自分原因型でいうと、何か目的があって病気をやったという言い方になります。
信じられない方が多いかもしれませんが、交通事故もそうです。
車に轢かれたと言うと、他者原因型です。
車に轢かれたと言うと、車を運転していたあいつが悪い!となるわけですね。
それだと他者原因型となります。
自分原因型でいうと、何か目的があって、あの車に私は轢かせた。
こんな表現になります。
自分原因型で見ないと、その問題の原因が見えません。
他者原因型で世の中を見てる限り、問題の原因が見つからないんですね。
だから、病気も同じです。
病気を他者原因型で見ると、何のために病気を発生させているのか?
これが見えないわけです。
つまり、病気の本当の原因が見つからないで、苦しみ続けます。
何の目的で、自分はこの病気を発生させているんだろうか。
問いかけていくと、原因がちゃんとあるんです。
そして、それがしょーもないなという理由ばっかりです。
そのためにわざわざ病気やってたんだ・・・みたいな。
世の中の多くの人は、他者原因型です。
病気が悪いから、アイツが悪いから、自分以外の誰かが悪いから。
こう考えている人が大半ですから、病気で苦しむ人が多いのも仕方ありません。
言葉で癌が消えるわけない!
どこかでこんな風に考えているとしたら・・・
そして、その次に、メタプログラムパターンというフィルターが出てきます。
このメタプログラムパターンというのは・・・。
情報の内容じゃなくて、情報の形で取捨選択しちゃう。
そんなフィルターです。
脳は、いちいち全部情報を吟味すると疲れてしまいます。
ただでさえ、日常生活は情報が多すぎて考える事が多いですから。
情報の形で、この形の情報は聞く、この形に情報は関係無さそうだから聞かない。
情報の形で、情報を取捨選択する。
自然とこうなってしまうんです、人って。
本当は必要な情報なのに、形で判断いしちゃいますから・・・。
必要な情報を取り込まなかったりしてしまうわけです。
ここまでにご紹介したフィルターが、主に病気を作り出してしまうフィルターです。
「病は気から」の情報がコントロールされ、間違った情報が取り込まれる。
そして、間違った反応が呼び起こされて、病気が発生する。
こんなカラクリで病気という表現が起きています。
そして、次は5つ目の知覚フィルターですね。
クライテリアと呼ばれる、価値の優先順位の考え方のフィルターです。
その情報が自分にとって優先順位が高い情報か低い情報か。
それを判断するフィルターです。
優先順位が高い情報だと聞くし、低い情報だと聞かないって事になります。
例えば、仕事っていう分野でも、仕事っていうのはお金が儲かるかどうかが重要。
このように仕事にとってお金の優先順位が高い人に対して・・・。
この仕事めちゃめちゃ楽しいよ、全然儲からないけど。
こんな風に言っても、ああ、儲かんないんだったらいいよ、どんなに楽しくても。
となるわけですね。
対して、仕事は楽しいのが重要という、楽しさの優先順位が高い人もいるわけです。
その人に、この仕事めちゃめちゃ儲かるよ、全然楽しくないけど。
と言っても、いや、楽しくないならいいよ、どんなに儲かっても。
となるわけですね。
価値の優先順位が高いか低いか。
このような背景で、情報を取る取らない、フィルターが出てきます。
そして最後に出てくる6つ目の知覚フィルターが・・・。
いわゆる信じ込み=ビリーフと言われるフィルターです。
私は数年前、言葉と心理技術で癌を消すって言った時に、ボロクソ言われました。
医者が治せないものを、言葉で治せるわけないじゃないかと。
「癌の方協力してください!」
Facebookでこんな風に募集かけたら、コメント欄批判だらけですよ。
できるわけないと、医者が治せないのに言葉でできるわけないじゃんと。
ただね、私は一切相手にしませんでした。
全部コメント削除です。
でも、実際は消え始めたわけですね。
言葉で癌が消えるわけない。
こんな信じ込みがあると、その信じ込みを守ろうとしますから、消えなくなります。
で、私のセッションに来る方も、どうせ治んないでしょ。
こんな前提から来る人もたくさんいるわけです。
だって、色んな医者からも一生治らないって言われてる。
そういう人たちってやっぱりなかなか治りにくいんです。
これが、信じ込み=ビリーフの強力な力です。
信じ込み=ビリーフの強力さを体感できる事例
〜どうやって子宮頸癌は消えたのか?〜
最後に事例を解説して終わります。
以前、私のセッションに、子宮頸癌ステージ3の方がいらっしゃいました。
彼女も元々お母さんを乳癌で亡くして、自分も死ぬ気満々だったんですね。
お母さんを乳癌で亡くしてる。
どうせ私も死ぬから、治す気ないの、って感じだったんです。
もういいの、私余命半年だし、って感じだったんです。
で、その人は癌と一緒にアトピーもしていたんですが・・・。
私とのセッションで、アトピーは2週間で消えたんですね。
そして、その後言ったんですよ。
アトピー2週間で消えちゃいましたね。
もう子宮頸癌ステージ3も消えちゃうんじゃない?と冗談っぽく言ったんです。
そう言ったら、本人も、うん、そんな気がすると言い始めたんです。
普通だったら、そんな簡単に消えるわけないでしょ。
こういう反応が多いかもしれないですが・・・。
うん、なんかそんな気がすると、言ってるわけです。
あ、受け入れたなと思ったわけです。その信じ込みを。
信じ込みに身体は反応しますから。
この信じ込み、もっと強化しようと思ったんです。
で、その後、一回お酒でも飲みに行きませんか?と誘ったわけです。
お酒を飲んで、さらに油断させて、癌があっさり消えるかも・・・。
こんな信じ込みを強化しようと思ったんです。
それで飲みに連れ出して、さっきも言ったけど、癌消えちゃうんじゃない?
と言ったら、また、うん、そんな気がする。
こう言ってきたんで、次の検査いつなの?と続けて聞いたんです。
そしたら、予約入れてないって言うんですね。もうどうせ死ぬからと。
いやいや、一回検査してみようよと。
検査してガチャガチャいじられるのが嫌なのと。
じゃあ、そんな頻繁に行く必要ないから、3ヶ月後どう?と。
そしたら3ヶ月後予約するわってなったんですね。
そして、私言ったんです。3ヶ月後に検査言った時、癌消えちゃってる気がするなと。
そしたら本人も、そんな気がしてきたって言い始めたんです。
まさに油断しちゃったって感じなんですね。
そして3ヶ月後、癌が本当にないんです。
ほら言わんこっちゃないって感じです。
メカニズムは単純な仕掛けでした。
これ催眠の技法なんですね。
3ヶ月後に検査行った時、癌が消えてるんじゃない?
うんそんな気がする。
そういう信じ込みを作ったわけです。
先ほど解説した、6つ目のフィルターであるビリーフ=信じ込み。
これを作ったわけです。
そして、3ヶ月後に検査行った時消えてるんじゃない?
それがスイッチになるんです。
つまり、脳は、3ヶ月後に検査行った時に癌を消さなきゃ。
それで、3ヶ月後に検査行った時に消す準備がその瞬間から始まったんです。
検査するというのが、スイッチになるんです。
これよく催眠技法で使う方法なんですが。
体がそれに合わせて信じ込みを作り、体はそういうふうに戻ろうとするんです。
単純です。
そして、なんのこっちゃない、子宮頸癌ステージ3が消えちゃったんですね。
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